【Bad Flower Garden】 ろく 「ちょいと★」
「・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・? ・・・・ん、あれ?」
スタンバッて待っているのにちっともキスをくれないので ゆっくりと目を開けてみる。
呆気に取られるカイトの表情をアースがニヤニヤしながら眺めていた。
「なーんてな 寸止め」
「ええっ!? 何? 何で?」
「はい 今日はもうおしまいです」
舌をチロリと出してそう言うとカイトの体から手を離して晩酌の続きを始めるアース。
「あ?え? あの・・・ アース・・・何?」
「ん?今日はやらねぇぞ」
「え?? な・・・」
火照った体を突然解放されて何とも言えない感情が沸いて来る。
カイトのそこはすでに熱を持ち始めていて、服の上からそれを押さえつけると、頭に『?』を浮かばせてアースをじっと見詰めた。
何が何だか分からずに、眉を歪ませて「何で?」という顔で自分を見てくるカイトに ゴクゴクと一気飲みをして意地の悪い顔を返す。
「どうした? 俺の顔に何か付いてるか?」
「そうじゃなくて・・・」
「なら飴か それならまだいっぱい袋に入ってるぞ」
「じゃなくて・・・」
「じゃあ 酒もう一杯飲むか?」
「ちーがーうー!」
「何だよ うるせぇな」
分かってるくせにワザととぼけるアースに カイトは真っ赤になって口を尖らせた。
「アース・・・」
「あ? 早く言え」
「・・・して」
「は? 聞こえねぇ はっきり言えお前 男だろ」
「~~~~~・・・ して!」
「チュッパって喰った後の棒がふにゃふにゃになるのが気持ち悪ぃよな」
「~~~~~~~~~~~~~っ!!」
カイトの必死の言葉を無視して、小さくなった飴を奥歯でガリガリ砕くアース。
その様子にさすがのカイトも我慢できずにイライラし始めた。
珍しく眉間に力を入れて立ち上がると足音を立てながらアースの所まで歩いて行き、
胡坐を掻いて座っているその上にどかっと腰を下ろした。
「アース ぎゅってしてよ! ちゅーもしてよ!」
襟首を掴まれ大きな瞳でじっと見詰められて、アースは堪らず吹き出した。
「お前 勃てながら怒んなよ」
「アースのせいじゃん・・・ くれないからじゃん・・・」
言った後に恥ずかしくて俯いてしまったカイトの顔をアースの大きな手が包み込む。
そして暫くカイトを観察した後、ゆっくりと口を開いた。
「どうだ おあずけくらう気分は」
「・・・ え?」
「俺の気持ち 少しは分かったか」
「・・・ へ?」
意地の悪い顔に甘くて少し優しい表情を混じらせてカイトを覗き込むアース。それを見てカイトの顔がどんどん赤くなる。
今言われた言葉の意味を一生懸命考えて「ぁ・・・・」と僅かに目を見開くと「うん・・・」と小さく答えた。
「ごめん 分かった・・・ 好きなの我慢するのって辛いよね」
「だろ?」
「うん 俺も我慢できない・・・」
「・・・・・」
じ・・・っと見詰め合った後、アースがカイトの額をぺろりと舐める。
くすぐったくてクスクス笑うカイト。
「・・・ヴァーカ」と呟いて、アースは咥えたままの棒を床に投げ捨てると、優しく唇を重ねた。
「ん・・・ん、・・・」
ずっと欲しかった物を与えられて、すぐに力が抜けてしまう。
息をしようと少し開いた隙間からアースの熱い舌が侵入してくる。
その動きに抵抗できるはずも無く素直にそれを受け入れた。
ゆっくりとそれでも激しく絡めると、いつもと違う味がして、一瞬我に返る。
「甘い・・・」
「・・・ふっ」
「こんな味なんだ・・・」
「美味いか?」
「うん いつもの煙草の味も好きだけど これも好き」
「お前って 俺のなら何でも好きなのな」
「だって・・・」
「分かってるよ」
カイトの言葉を最後まで聞かずに再びキスをする。
ずっと欲しかったのはカイトだけではなくアースも同じだったと気付くと、更に感じて力が抜けてくる。
アースの腕の下から自分の腕を回して逞しい背中を抱きしめた。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・? ・・・・ん、あれ?」
スタンバッて待っているのにちっともキスをくれないので ゆっくりと目を開けてみる。
呆気に取られるカイトの表情をアースがニヤニヤしながら眺めていた。
「なーんてな 寸止め」
「ええっ!? 何? 何で?」
「はい 今日はもうおしまいです」
舌をチロリと出してそう言うとカイトの体から手を離して晩酌の続きを始めるアース。
「あ?え? あの・・・ アース・・・何?」
「ん?今日はやらねぇぞ」
「え?? な・・・」
火照った体を突然解放されて何とも言えない感情が沸いて来る。
カイトのそこはすでに熱を持ち始めていて、服の上からそれを押さえつけると、頭に『?』を浮かばせてアースをじっと見詰めた。
何が何だか分からずに、眉を歪ませて「何で?」という顔で自分を見てくるカイトに ゴクゴクと一気飲みをして意地の悪い顔を返す。
「どうした? 俺の顔に何か付いてるか?」
「そうじゃなくて・・・」
「なら飴か それならまだいっぱい袋に入ってるぞ」
「じゃなくて・・・」
「じゃあ 酒もう一杯飲むか?」
「ちーがーうー!」
「何だよ うるせぇな」
分かってるくせにワザととぼけるアースに カイトは真っ赤になって口を尖らせた。
「アース・・・」
「あ? 早く言え」
「・・・して」
「は? 聞こえねぇ はっきり言えお前 男だろ」
「~~~~~・・・ して!」
「チュッパって喰った後の棒がふにゃふにゃになるのが気持ち悪ぃよな」
「~~~~~~~~~~~~~っ!!」
カイトの必死の言葉を無視して、小さくなった飴を奥歯でガリガリ砕くアース。
その様子にさすがのカイトも我慢できずにイライラし始めた。
珍しく眉間に力を入れて立ち上がると足音を立てながらアースの所まで歩いて行き、
胡坐を掻いて座っているその上にどかっと腰を下ろした。
「アース ぎゅってしてよ! ちゅーもしてよ!」
襟首を掴まれ大きな瞳でじっと見詰められて、アースは堪らず吹き出した。
「お前 勃てながら怒んなよ」
「アースのせいじゃん・・・ くれないからじゃん・・・」
言った後に恥ずかしくて俯いてしまったカイトの顔をアースの大きな手が包み込む。
そして暫くカイトを観察した後、ゆっくりと口を開いた。
「どうだ おあずけくらう気分は」
「・・・ え?」
「俺の気持ち 少しは分かったか」
「・・・ へ?」
意地の悪い顔に甘くて少し優しい表情を混じらせてカイトを覗き込むアース。それを見てカイトの顔がどんどん赤くなる。
今言われた言葉の意味を一生懸命考えて「ぁ・・・・」と僅かに目を見開くと「うん・・・」と小さく答えた。
「ごめん 分かった・・・ 好きなの我慢するのって辛いよね」
「だろ?」
「うん 俺も我慢できない・・・」
「・・・・・」
じ・・・っと見詰め合った後、アースがカイトの額をぺろりと舐める。
くすぐったくてクスクス笑うカイト。
「・・・ヴァーカ」と呟いて、アースは咥えたままの棒を床に投げ捨てると、優しく唇を重ねた。
「ん・・・ん、・・・」
ずっと欲しかった物を与えられて、すぐに力が抜けてしまう。
息をしようと少し開いた隙間からアースの熱い舌が侵入してくる。
その動きに抵抗できるはずも無く素直にそれを受け入れた。
ゆっくりとそれでも激しく絡めると、いつもと違う味がして、一瞬我に返る。
「甘い・・・」
「・・・ふっ」
「こんな味なんだ・・・」
「美味いか?」
「うん いつもの煙草の味も好きだけど これも好き」
「お前って 俺のなら何でも好きなのな」
「だって・・・」
「分かってるよ」
カイトの言葉を最後まで聞かずに再びキスをする。
ずっと欲しかったのはカイトだけではなくアースも同じだったと気付くと、更に感じて力が抜けてくる。
アースの腕の下から自分の腕を回して逞しい背中を抱きしめた。
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コメント一覧
No title
- No title
アースさん、煙草が吸えない苦しみは解りますが
(実際は、吸わないんで解らないけどww)
煙草とアレを一緒にして、苦しみを味合わせてやろうなんて
そんなに煙草は気持ちいいですかっ! ←怒ってないww
カイトとのアレより気持ちいいですかっ! ←だから怒ってないww
もう、この二人ほんとに甘いんだから♥
大好きです!
つか、またBBSメンテだよ……自分とこでまた打った文章やられたよ(ーー;)
(実際は、吸わないんで解らないけどww)
煙草とアレを一緒にして、苦しみを味合わせてやろうなんて
そんなに煙草は気持ちいいですかっ! ←怒ってないww
カイトとのアレより気持ちいいですかっ! ←だから怒ってないww
もう、この二人ほんとに甘いんだから♥
大好きです!
つか、またBBSメンテだよ……自分とこでまた打った文章やられたよ(ーー;)
Re: No title
- Re: No title
アレって何ですか~?。+゚(*´∀`*)。+゚
わっかりませ~ん。+゚(*´∀`*)。+゚
嘘です。+゚(*´∀`*)。+゚
何だかんだ言って結局ラブラブするんですよこの人たちはww
性の欲がありあまってるからねwww
楽しい?(*´д`*)ねぇ楽しい?(*´д`*)
いつも読んでくれてありがとう!!!
BBSのメンテ長いね 何だろうね
お知らせんとこに何も書いてなくね?
記事立てらんないね
わっかりませ~ん。+゚(*´∀`*)。+゚
嘘です。+゚(*´∀`*)。+゚
何だかんだ言って結局ラブラブするんですよこの人たちはww
性の欲がありあまってるからねwww
楽しい?(*´д`*)ねぇ楽しい?(*´д`*)
いつも読んでくれてありがとう!!!
BBSのメンテ長いね 何だろうね
お知らせんとこに何も書いてなくね?
記事立てらんないね
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