【番外編】【 another x another 】アース×ラキ 再会 第5話★R18 最終回
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こちらの記事はR18となっております。18歳未満の方、高校生の方の閲覧は禁止です。
切実にお願い申し上げます。
条件を満たしている方のみどうぞ↓
自分でも分かるくらい真っ赤で熱い顔をして、欲しいと強請ってしまった。
しょうがねぇなという表情でアースが俺の脚に掛かった下着を外し、自身の熱を扱いて準備をすると、膝を突いて両脚を抱え込む。
硬い先端で入り口をくちゅくちゅと刺激して、窪みに押し当てながら ぐう・・・と腰に力を込めて挿入してきた。
「んん・・・っ、ぐ・・・ぁ ぁ・・・ッ」
「な・・・? 痛ぇだろ・・・」
「で・・・けぇ・・・っ、んぁ・・・あ・・・」
「手、寄越せ ほら」
力一杯握り込んだ俺の手を持ち上げて アースの首に誘導される。
素直にそのまま彼に摑まって息を吐くと ちゅ・・・と唇を重ねられた。
「っは・・・、っはぁ・・・、ん ん・・・っんぁぅ・・・」
「舌 出せ」
「ぁ ぁ・・・、んっ・・・んん・・・っ」
「・・・・・奥、狭ぇ・・・っ」
「太い ぃ・・・ふっとぃ・・・っ、ハァ・・・ッ」
「・・・・・、なぁ・・・、あんまそういう顔すんなよ・・・」
「っ・・・ぇ・・・?」
「お前の・・・ 苦しそうな顔見てると・・・ 興奮する」
「っ・・・! ~~・・・こんのドS!」
「っ、きついから力入れんなっての」
だからか、 だからでけぇのか?
とんでもない質量の熱を後ろに受け入れながら 止めてしまいそうな呼吸を必死で繰り返す。
息を切らして首にしがみ付く俺の身体をアースは黙って撫でてくれた。
ちゅっ・・・ちゅっ・・・ とキスを落として硬くなった乳首を柔く吸い、熟れて反り返った熱をくちゅくちゅと扱いて俺の身体をアースに慣らそうとしてくれる。
中に埋まった自身のものは挿入した時そのままの位置で、動かさずにいてくれた。
アースの そんな無言の優しさに 心臓が・・・締め付けられて 壊れそうだ・・・
「う・・・動か ねぇの・・・?」
「ぁあ?」
「あんたの・・・ 中でビクビクいってるし・・・」
「お前が締めつけっから動けねぇんだよ」
「だって・・・ あんたの・・・ 身体、覚え直してるから・・・」
「・・・・・・」
「あんたが言ったんだろ、憶えてろって・・・」
「ふっ・・・ 素直に動いてって言えよ 前も後ろもとろとろになってるくせに」
「・・・・・・、もっとキス しろ」
「・・・ったく 可愛くねぇ・・・」
「ん む・・・ぁ はっ・・・、あっ・・・」
数え切れないほどのキスを繰り返しながら アースがゆっくりと腰を動かし始める。
ゆっくりと 優しく 奥に擦り付けるように 腰全体を使って波打つような動きで何度も中を突いてきた。
「んあっ・・・、あっ・・・、ぁあ あっ・・・」
結合部から ぬちゃぬちゃと粘着質な音が鳴る。
引かれて奥を突かれる度に そこがじんじん疼いて切なくなった。
やがてアースの腰の動きも滑らかになり 自分の後ろが解されて緩んできた事に気付かされる。
媚薬の所為か あんなでかくて太いものが挿入ってるのにほとんど痛みを感じなくなっていた。
痛みよりも気持ち良さが上回って もっと欲しくて堪らない。
「あっ・・・、ぁあっ・・・、ん、ん、ぅ・・・」
「ん・・・、もう 痛くねぇだろ」
上体を起こして両脚を抱え込み、広がった入り口をアースの熱で更に押し開いて行く。
びくんびくんと身体を震わせて、膨張しきった熱い塊を貪欲に飲み込んだ。
ぱちゅぱちゅ と音も激しさを増し、突かれる反動で身体もゆさゆさと激しく揺さぶられる。
「あっ あっ・・・、声・・・止まんな・・・っぁぁあっ・・・」
「止まんねぇついでに お前が一番感じる格好でやってやるから言いな・・・ 上に乗るか?それとも後ろから突かれてぇか?」
「ハァ・・・っ、・・・この まま、あっ・・・、これが いぃ・・・っ、顔 見たいっ・・・」
「・・・ へぇ・・・」
「このまま 奥まで入れられんの 堪んね・・・、 ・・・ すき・・・っ」
「・・・・・ ふ・・・、俺もだ・・・」
こめかみに汗を一筋流してアースがふっと笑う。
ガクガクと揺らされて、先走りでどろどろになった俺の熱が腹の上で跳ねて汁を飛ばす。
俺の上で逞しい身体が揺れてギシギシとベッドを鳴らし、青い髪からポタリと水が落ちた。
同時にまた唇を重ねて、はぁはぁと息を切らしながら舌を絡めて求め合うと、湿った身体にぎゅう・・・と抱き締められ 耳元にアースの唇が触れる。
「ラキ・・・」
「ッッ・・・・・!」
突然名前を呼ばれて全身に電気が走り、奥深くまで埋められたアースの熱を締め上げてしまう。
きつく強く自分の熱を食い締められてアースの肩がピクリと震えて息を漏らした。
「ハァ・・・、やっぱ イイ顔見ながら 奥苛めてやんのがいい」
「ハー・・・、ハー・・・、なぁ もっと・・・そのローション使え よ・・・、中・・・ぬるぬるに してぇ・・・」
「・・・・・ 気に入ったのか」
「ん、いい・・・、あんたの、もっと・・・ここにっ・・・」
「・・・・・」
「・・・・・、・・・・・ 怖がんなくても もう忘れねぇよ」
「・・・・、こわい?だれが・・・」
「俺も、あんたも、・・・・・」
「・・・・・ ・・・・・ ・・・そうか、怖かったのか・・・俺は」
「なぁ・・・忘れねぇから、もっと・・・、なぁ・・・はやく」
「・・・・だから締めんなって」
「知らね・・・ 身体が勝手にそ・・・な・・・ぁあっ、あっ・・・あっ・・・」
片脚をアースの肩に担がれて大きく開かされ、ふたりが繋がる境い目に媚薬入りの冷たい潤滑剤が垂らされた。
指で輪を作り、アースが自身の熱を扱きながらぐちゃぐちゃと中に塗り込めていく。
段々と身体の熱で温められた甘い匂いがそこをとろとろに溶かしていき、すっかり綻んだ入り口がアースの塊を飲み込んで ひくひくと勝手に痙攣し始めた。
だらだらと先走りを漏らす俺の熱を大きな手で包み込んで、硬く太い熱でがつがつ奥を攻め立てる。
「んあっ・・・、ああっ・・・はっ・・・ぁあ・・・、んっ・・・ハァ・・・ハァ・・・ッ」
「っ相変わらず・・・ えろいほくろだな・・・」
「ああ ん・・・、んん・・・っぁあっ・・・、んはっ・・・奥・・・」
「浴衣・・・ 色変わってどろどろだ・・・ くく・・・」
ほくろ・・・・? あぁ・・・尻の穴んとこにあるってやつか・・・
まだ浴衣の事言ってやがる・・・
もうそんなんどうでもいい
こっち 見ろ
「あ・・・、アース・・・っ」
「・・・・、やっと呼びやがった」
「は あっ・・・、ぁああっ・・・ぁあっ、ん・・・っ」
「これでイけるな・・・」
「ん・・・っ、も、・・・ぅ、い・・・、あっあ・・・ッ」
「あぁ・・・、キス だろ・・・」
激しく揺さ振られ汗で乱れた黒髪に アースの長い指が絡められて 何度も梳かされる。
指触りを楽しむような触れ方に、ずっと触りたかった と言っていたのは本心だったのか と再確認した。
身体の奥深くを突かれながら、目の前の青い瞳を見詰め、右頬に浮かぶ紋様を撫でてキスをする。
「んあっ・・・、んぅっ、んぁっ、んん・・・っはっ・・・、ハッ・・・ハッ・・・」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ と奥を穿つ音が速くなり、部屋中に大きく響いて、熱と興奮が急速に高まっていく。
アースの硬く大きく張り出した先端で最奥を抉られ、中のローションを搔き出されて それが泡立ち、益々生々しくみだらな音が溢れた。
どちらの唾液か分からないまま喉を鳴らし 舌を絡め合って熱い口内で喘ぎ声を上げる。
「んはっ・・・はっ・・・、ぁああっ・・・、ああ・・・あ、っイ・・・くっっ」
「あぁ・・・イけ・・・」
ぎゅう・・・とアースの背中にしがみ付いて、ぶるぶると身体を震わせた。
一番奥を容赦無く突き上げられ、底から熱が駆け上ってくる。
ぱんぱんに張り詰めた俺の熱をアースが上下に扱いて射精を促し、限界が近い自身も更に強く腰を打ち付けてきた。
「あっあっ、あんっ・・・、ぁあ あっぁっ・・・、~~ー・・・ッッ! ・・・・・ッ!」
「く・・・っ・・・」
大きく開かされた両脚がびくびくと跳ねて、先端から放たれた精液が胸と腹を汚していく。
中に納まるアースの熱を強く締め上げると、ぴたりと動きが止まって苦しそうに眉間に皺を寄せた。
「ッハ・・・ ハァッ・・・ ハァ・・・」
「・・・・、宿代・・・足りたか?」
「ハァ・・・っ・・・・・? ・・・まだ、足りねぇ よ・・・」
「凄ぇよがって 感じまくってたのに・・・?」
「あんたが・・・、まだ、イッてない・・・」
「・・・・・」
「俺ばっか出してずるい・・・ 俺にもあんたのイクとこ 見せろよ・・・」
「・・・・・・ お前はホント・・・ せっかく我慢してたっつーのに」
「んあっ、で・・・けぇ、ぁ・・・また・・・」
「もう分かった 俺がイクまでやめねぇから 覚悟しろ」
達したばかりでまだだるい身体を アースがまた揺さ振り始める。
されるがままに再び脚を深く折り曲げられ、アースと繋がるそこを見せつけられた。
目一杯拡がった後ろに膨張した熱塊がみっちりと埋め込まれている。
「あっ、ま・・・っ、深ぃ・・・っ、ああっあっぁ・・・ッ」
「尻ん中びくびくいってんじゃねぇか・・・ 俺より先にまたイクんじゃね・・・?」
「あっあっぁああっ・・・、んあっ、やっ・・・あっ」
「ぁー・・・、ほら やっぱイク 奥痺れてきただろ・・・ また締まってきた・・・」
アースの腰がぱんぱんと湿った尻に当たる。
硬く、血管が浮き出たそれで入り口から最奥まで満遍無く擦られ、根元まで挿入される度に体重を掛けて押し込んでくる。
「ぁあっ、あっ、奥っ、んぁあっ、そ こ やぁっ・・・あっ・・・」
「精液零れてんぞ・・・ 中から押されて勝手に出たな・・・ 気持ちいいか」
「ハーッ、ハーッ・・・、待っ・・・、あっ・・・、ああっまたイ・・・ッ」
「中でイけるだろ・・・、イキながら俺の精液搾り取って・・・、 な?ラキ・・・」
「ッ・・・! ん・・・あ、・・・ぁああ・・・ッ、ぁっ・・・ぁッ・・・--ッッ!」
「・・・・・ん、ッ」
腰をしっかりと掴んで奥と腹側を交互に激しく突き上げられ、快感の波に支配された全身が大きく反り返って絶頂を迎えた。
ぎゅう・・・と何度もきつくアースを締め上げ、息を詰まらせたアースが耐え切れずに中で射精する。
質量のある液体がどくどくと身体の中に流れ込んでくるのが分かって、腹の中と一緒に心も満たされていく気がした。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「マジで、前も、こんな事ヤったのかよ・・・」
「ぁあ? もっと色々したぞ」
「もっと?今のよりもっとか?」
「素面のお前にあん時と同じ事全部やったら ショックで泣くかもしんねぇなぁ」
「・・・・・そんなひでぇ事やったのか・・・ 忘れてて良かったかもしれん」
「・・・・・」
「・・・・・ 何」
「最初から思ってたけど お前さ、風呂入ってきただろ」
「・・・・・ だから何」
「シンを山に行かせて ひとりで宿戻って 風呂入って、こんな夜遅くにまた外出歩いて・・・、何してた」
「・・・・・ 腹減ったから何か食おうと思って」
「方向音痴のお前が? まぁ迷子にならずに済んだみてぇだけど」
「夜中にやってんのはあの酒場だけだったから すぐ分かった」
「・・・本当は 何しに来た?」
「だから メシ・・・」
「俺だろ」
「・・・違ぇよ」
「ふうん」
「・・・・・・・、匂い・・・したんだよ昼間、街ん中で・・・」
「ん・・・?」
「煙草・・・、あんたの・・・」
「・・・・・・、・・・・・へぇ、それってどういう意味」
「知らねぇ」
「なぁ、こっち向けよ ラキちゃん」
「うるせぇ ラキちゃん言うなボケっ去れっ」
「えー・・・ 可愛くねぇ」
-END-


最後まで読んでくださりありがとうございました。
感想などありましたら一言頂けるととても嬉しいです。お気軽にどうぞ。

◆コメントお返事
◆16/12/25 c様
最後まで読んで頂いてありがとうございます♡
最後の最後、驚いてくださったみたいですねうふふ・・・
ラキは無意識なのか何かを感じ取ったのか、偶然あの酒場に行ったのか・・・
アースもアナザーでは少し甘い感じで、それはわざとなのか、アナザーだからなのか・・・ 謎が多いですね★
そういえばそうですね、私の中のアナザーは彼らにはちゃんと相手が居ますね。
ちゃんとした相棒が居るけれど、こっちの相手も気になる気になる・・・
イケナイと思いつつも拒めない関係、わくわくしますよねv
いつもと違う相手とのイチャイチャ、書いてる私もとても楽しくて、お陰様で全5話というね、長さにね、なってしまいましたね。
長くて申し訳ないです。焦れったかったかと思います。
あーもー、そんなに嬉しいお言葉を沢山詰め込んで頂いて、本当にありがとうございます。
本当に本当に嬉しいです。マジで書いて良かった!
お話を深くまで感じ取ってくださって、あいつらの事を深く深く理解してくださって、もうね、作者より分かってくださってます♪
これからもよろしければ語ってくださいそして聞かせてくださいませ★ 一杯おごりますからっ 隣でお言葉を書き留めますからっ
いつも支えて頂いて本当にありがとうございます。
良いお年を!
◆16/12/25 y様
最後まで読んで頂いてありがとうございます♡
そして毎回お言葉を残してくださって、私なぞの為に貴重な時間を使ってくださってありがとうございます。
不安でドキドキしてる所を毎回助けて頂きました。
悶えてくださってありがとうございます(笑)
濃厚な感じに出来上がっていましたでしょうかっっ お気に召して頂けたなら良かったですっっ
ラキの色気を感じて頂けて嬉しいです。黒髪男子はなんだかえろいですよね★
ラキも男ですから、でかいとか太いとか言っちゃいますね 潔いです☆
おお 「エロい」を何度も連呼してくださるとはっ よしよし、これはえろく書けたって事かしら よしよし それならば成功ですっ
そうですね、シンなら気付くでしょうねぇ 気付いた後それを本人に確かめるのか、ラキから言ってくるまで待つのか・・・
そこらへんも妄想が滾りますね♡
カイトは何か感じ取ったら普通にアースに訊いてしまいそうです。アースは当たり前のように答えるのか、恍けるのか・・・
それも考えたら面白そうです♡
いつも読んで頂きありがとうございます!
何度も元気を頂いてます。本当にありがとうございます。
良いお年を!
1話目から読む⇒【番外編】【 another x another 】アース×ラキ 再会
こちらの記事はR18となっております。18歳未満の方、高校生の方の閲覧は禁止です。
切実にお願い申し上げます。
条件を満たしている方のみどうぞ↓
自分でも分かるくらい真っ赤で熱い顔をして、欲しいと強請ってしまった。
しょうがねぇなという表情でアースが俺の脚に掛かった下着を外し、自身の熱を扱いて準備をすると、膝を突いて両脚を抱え込む。
硬い先端で入り口をくちゅくちゅと刺激して、窪みに押し当てながら ぐう・・・と腰に力を込めて挿入してきた。
「んん・・・っ、ぐ・・・ぁ ぁ・・・ッ」
「な・・・? 痛ぇだろ・・・」
「で・・・けぇ・・・っ、んぁ・・・あ・・・」
「手、寄越せ ほら」
力一杯握り込んだ俺の手を持ち上げて アースの首に誘導される。
素直にそのまま彼に摑まって息を吐くと ちゅ・・・と唇を重ねられた。
「っは・・・、っはぁ・・・、ん ん・・・っんぁぅ・・・」
「舌 出せ」
「ぁ ぁ・・・、んっ・・・んん・・・っ」
「・・・・・奥、狭ぇ・・・っ」
「太い ぃ・・・ふっとぃ・・・っ、ハァ・・・ッ」
「・・・・・、なぁ・・・、あんまそういう顔すんなよ・・・」
「っ・・・ぇ・・・?」
「お前の・・・ 苦しそうな顔見てると・・・ 興奮する」
「っ・・・! ~~・・・こんのドS!」
「っ、きついから力入れんなっての」
だからか、 だからでけぇのか?
とんでもない質量の熱を後ろに受け入れながら 止めてしまいそうな呼吸を必死で繰り返す。
息を切らして首にしがみ付く俺の身体をアースは黙って撫でてくれた。
ちゅっ・・・ちゅっ・・・ とキスを落として硬くなった乳首を柔く吸い、熟れて反り返った熱をくちゅくちゅと扱いて俺の身体をアースに慣らそうとしてくれる。
中に埋まった自身のものは挿入した時そのままの位置で、動かさずにいてくれた。
アースの そんな無言の優しさに 心臓が・・・締め付けられて 壊れそうだ・・・
「う・・・動か ねぇの・・・?」
「ぁあ?」
「あんたの・・・ 中でビクビクいってるし・・・」
「お前が締めつけっから動けねぇんだよ」
「だって・・・ あんたの・・・ 身体、覚え直してるから・・・」
「・・・・・・」
「あんたが言ったんだろ、憶えてろって・・・」
「ふっ・・・ 素直に動いてって言えよ 前も後ろもとろとろになってるくせに」
「・・・・・・、もっとキス しろ」
「・・・ったく 可愛くねぇ・・・」
「ん む・・・ぁ はっ・・・、あっ・・・」
数え切れないほどのキスを繰り返しながら アースがゆっくりと腰を動かし始める。
ゆっくりと 優しく 奥に擦り付けるように 腰全体を使って波打つような動きで何度も中を突いてきた。
「んあっ・・・、あっ・・・、ぁあ あっ・・・」
結合部から ぬちゃぬちゃと粘着質な音が鳴る。
引かれて奥を突かれる度に そこがじんじん疼いて切なくなった。
やがてアースの腰の動きも滑らかになり 自分の後ろが解されて緩んできた事に気付かされる。
媚薬の所為か あんなでかくて太いものが挿入ってるのにほとんど痛みを感じなくなっていた。
痛みよりも気持ち良さが上回って もっと欲しくて堪らない。
「あっ・・・、ぁあっ・・・、ん、ん、ぅ・・・」
「ん・・・、もう 痛くねぇだろ」
上体を起こして両脚を抱え込み、広がった入り口をアースの熱で更に押し開いて行く。
びくんびくんと身体を震わせて、膨張しきった熱い塊を貪欲に飲み込んだ。
ぱちゅぱちゅ と音も激しさを増し、突かれる反動で身体もゆさゆさと激しく揺さぶられる。
「あっ あっ・・・、声・・・止まんな・・・っぁぁあっ・・・」
「止まんねぇついでに お前が一番感じる格好でやってやるから言いな・・・ 上に乗るか?それとも後ろから突かれてぇか?」
「ハァ・・・っ、・・・この まま、あっ・・・、これが いぃ・・・っ、顔 見たいっ・・・」
「・・・ へぇ・・・」
「このまま 奥まで入れられんの 堪んね・・・、 ・・・ すき・・・っ」
「・・・・・ ふ・・・、俺もだ・・・」
こめかみに汗を一筋流してアースがふっと笑う。
ガクガクと揺らされて、先走りでどろどろになった俺の熱が腹の上で跳ねて汁を飛ばす。
俺の上で逞しい身体が揺れてギシギシとベッドを鳴らし、青い髪からポタリと水が落ちた。
同時にまた唇を重ねて、はぁはぁと息を切らしながら舌を絡めて求め合うと、湿った身体にぎゅう・・・と抱き締められ 耳元にアースの唇が触れる。
「ラキ・・・」
「ッッ・・・・・!」
突然名前を呼ばれて全身に電気が走り、奥深くまで埋められたアースの熱を締め上げてしまう。
きつく強く自分の熱を食い締められてアースの肩がピクリと震えて息を漏らした。
「ハァ・・・、やっぱ イイ顔見ながら 奥苛めてやんのがいい」
「ハー・・・、ハー・・・、なぁ もっと・・・そのローション使え よ・・・、中・・・ぬるぬるに してぇ・・・」
「・・・・・ 気に入ったのか」
「ん、いい・・・、あんたの、もっと・・・ここにっ・・・」
「・・・・・」
「・・・・・、・・・・・ 怖がんなくても もう忘れねぇよ」
「・・・・、こわい?だれが・・・」
「俺も、あんたも、・・・・・」
「・・・・・ ・・・・・ ・・・そうか、怖かったのか・・・俺は」
「なぁ・・・忘れねぇから、もっと・・・、なぁ・・・はやく」
「・・・・だから締めんなって」
「知らね・・・ 身体が勝手にそ・・・な・・・ぁあっ、あっ・・・あっ・・・」
片脚をアースの肩に担がれて大きく開かされ、ふたりが繋がる境い目に媚薬入りの冷たい潤滑剤が垂らされた。
指で輪を作り、アースが自身の熱を扱きながらぐちゃぐちゃと中に塗り込めていく。
段々と身体の熱で温められた甘い匂いがそこをとろとろに溶かしていき、すっかり綻んだ入り口がアースの塊を飲み込んで ひくひくと勝手に痙攣し始めた。
だらだらと先走りを漏らす俺の熱を大きな手で包み込んで、硬く太い熱でがつがつ奥を攻め立てる。
「んあっ・・・、ああっ・・・はっ・・・ぁあ・・・、んっ・・・ハァ・・・ハァ・・・ッ」
「っ相変わらず・・・ えろいほくろだな・・・」
「ああ ん・・・、んん・・・っぁあっ・・・、んはっ・・・奥・・・」
「浴衣・・・ 色変わってどろどろだ・・・ くく・・・」
ほくろ・・・・? あぁ・・・尻の穴んとこにあるってやつか・・・
まだ浴衣の事言ってやがる・・・
もうそんなんどうでもいい
こっち 見ろ
「あ・・・、アース・・・っ」
「・・・・、やっと呼びやがった」
「は あっ・・・、ぁああっ・・・ぁあっ、ん・・・っ」
「これでイけるな・・・」
「ん・・・っ、も、・・・ぅ、い・・・、あっあ・・・ッ」
「あぁ・・・、キス だろ・・・」
激しく揺さ振られ汗で乱れた黒髪に アースの長い指が絡められて 何度も梳かされる。
指触りを楽しむような触れ方に、ずっと触りたかった と言っていたのは本心だったのか と再確認した。
身体の奥深くを突かれながら、目の前の青い瞳を見詰め、右頬に浮かぶ紋様を撫でてキスをする。
「んあっ・・・、んぅっ、んぁっ、んん・・・っはっ・・・、ハッ・・・ハッ・・・」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ と奥を穿つ音が速くなり、部屋中に大きく響いて、熱と興奮が急速に高まっていく。
アースの硬く大きく張り出した先端で最奥を抉られ、中のローションを搔き出されて それが泡立ち、益々生々しくみだらな音が溢れた。
どちらの唾液か分からないまま喉を鳴らし 舌を絡め合って熱い口内で喘ぎ声を上げる。
「んはっ・・・はっ・・・、ぁああっ・・・、ああ・・・あ、っイ・・・くっっ」
「あぁ・・・イけ・・・」
ぎゅう・・・とアースの背中にしがみ付いて、ぶるぶると身体を震わせた。
一番奥を容赦無く突き上げられ、底から熱が駆け上ってくる。
ぱんぱんに張り詰めた俺の熱をアースが上下に扱いて射精を促し、限界が近い自身も更に強く腰を打ち付けてきた。
「あっあっ、あんっ・・・、ぁあ あっぁっ・・・、~~ー・・・ッッ! ・・・・・ッ!」
「く・・・っ・・・」
大きく開かされた両脚がびくびくと跳ねて、先端から放たれた精液が胸と腹を汚していく。
中に納まるアースの熱を強く締め上げると、ぴたりと動きが止まって苦しそうに眉間に皺を寄せた。
「ッハ・・・ ハァッ・・・ ハァ・・・」
「・・・・、宿代・・・足りたか?」
「ハァ・・・っ・・・・・? ・・・まだ、足りねぇ よ・・・」
「凄ぇよがって 感じまくってたのに・・・?」
「あんたが・・・、まだ、イッてない・・・」
「・・・・・」
「俺ばっか出してずるい・・・ 俺にもあんたのイクとこ 見せろよ・・・」
「・・・・・・ お前はホント・・・ せっかく我慢してたっつーのに」
「んあっ、で・・・けぇ、ぁ・・・また・・・」
「もう分かった 俺がイクまでやめねぇから 覚悟しろ」
達したばかりでまだだるい身体を アースがまた揺さ振り始める。
されるがままに再び脚を深く折り曲げられ、アースと繋がるそこを見せつけられた。
目一杯拡がった後ろに膨張した熱塊がみっちりと埋め込まれている。
「あっ、ま・・・っ、深ぃ・・・っ、ああっあっぁ・・・ッ」
「尻ん中びくびくいってんじゃねぇか・・・ 俺より先にまたイクんじゃね・・・?」
「あっあっぁああっ・・・、んあっ、やっ・・・あっ」
「ぁー・・・、ほら やっぱイク 奥痺れてきただろ・・・ また締まってきた・・・」
アースの腰がぱんぱんと湿った尻に当たる。
硬く、血管が浮き出たそれで入り口から最奥まで満遍無く擦られ、根元まで挿入される度に体重を掛けて押し込んでくる。
「ぁあっ、あっ、奥っ、んぁあっ、そ こ やぁっ・・・あっ・・・」
「精液零れてんぞ・・・ 中から押されて勝手に出たな・・・ 気持ちいいか」
「ハーッ、ハーッ・・・、待っ・・・、あっ・・・、ああっまたイ・・・ッ」
「中でイけるだろ・・・、イキながら俺の精液搾り取って・・・、 な?ラキ・・・」
「ッ・・・! ん・・・あ、・・・ぁああ・・・ッ、ぁっ・・・ぁッ・・・--ッッ!」
「・・・・・ん、ッ」
腰をしっかりと掴んで奥と腹側を交互に激しく突き上げられ、快感の波に支配された全身が大きく反り返って絶頂を迎えた。
ぎゅう・・・と何度もきつくアースを締め上げ、息を詰まらせたアースが耐え切れずに中で射精する。
質量のある液体がどくどくと身体の中に流れ込んでくるのが分かって、腹の中と一緒に心も満たされていく気がした。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「マジで、前も、こんな事ヤったのかよ・・・」
「ぁあ? もっと色々したぞ」
「もっと?今のよりもっとか?」
「素面のお前にあん時と同じ事全部やったら ショックで泣くかもしんねぇなぁ」
「・・・・・そんなひでぇ事やったのか・・・ 忘れてて良かったかもしれん」
「・・・・・」
「・・・・・ 何」
「最初から思ってたけど お前さ、風呂入ってきただろ」
「・・・・・ だから何」
「シンを山に行かせて ひとりで宿戻って 風呂入って、こんな夜遅くにまた外出歩いて・・・、何してた」
「・・・・・ 腹減ったから何か食おうと思って」
「方向音痴のお前が? まぁ迷子にならずに済んだみてぇだけど」
「夜中にやってんのはあの酒場だけだったから すぐ分かった」
「・・・本当は 何しに来た?」
「だから メシ・・・」
「俺だろ」
「・・・違ぇよ」
「ふうん」
「・・・・・・・、匂い・・・したんだよ昼間、街ん中で・・・」
「ん・・・?」
「煙草・・・、あんたの・・・」
「・・・・・・、・・・・・へぇ、それってどういう意味」
「知らねぇ」
「なぁ、こっち向けよ ラキちゃん」
「うるせぇ ラキちゃん言うなボケっ去れっ」
「えー・・・ 可愛くねぇ」
-END-


最後まで読んでくださりありがとうございました。
感想などありましたら一言頂けるととても嬉しいです。お気軽にどうぞ。

◆コメントお返事
◆16/12/25 c様
最後まで読んで頂いてありがとうございます♡
最後の最後、驚いてくださったみたいですねうふふ・・・
ラキは無意識なのか何かを感じ取ったのか、偶然あの酒場に行ったのか・・・
アースもアナザーでは少し甘い感じで、それはわざとなのか、アナザーだからなのか・・・ 謎が多いですね★
そういえばそうですね、私の中のアナザーは彼らにはちゃんと相手が居ますね。
ちゃんとした相棒が居るけれど、こっちの相手も気になる気になる・・・
イケナイと思いつつも拒めない関係、わくわくしますよねv
いつもと違う相手とのイチャイチャ、書いてる私もとても楽しくて、お陰様で全5話というね、長さにね、なってしまいましたね。
長くて申し訳ないです。焦れったかったかと思います。
あーもー、そんなに嬉しいお言葉を沢山詰め込んで頂いて、本当にありがとうございます。
本当に本当に嬉しいです。マジで書いて良かった!
お話を深くまで感じ取ってくださって、あいつらの事を深く深く理解してくださって、もうね、作者より分かってくださってます♪
これからもよろしければ語ってくださいそして聞かせてくださいませ★ 一杯おごりますからっ 隣でお言葉を書き留めますからっ
いつも支えて頂いて本当にありがとうございます。
良いお年を!
◆16/12/25 y様
最後まで読んで頂いてありがとうございます♡
そして毎回お言葉を残してくださって、私なぞの為に貴重な時間を使ってくださってありがとうございます。
不安でドキドキしてる所を毎回助けて頂きました。
悶えてくださってありがとうございます(笑)
濃厚な感じに出来上がっていましたでしょうかっっ お気に召して頂けたなら良かったですっっ
ラキの色気を感じて頂けて嬉しいです。黒髪男子はなんだかえろいですよね★
ラキも男ですから、でかいとか太いとか言っちゃいますね 潔いです☆
おお 「エロい」を何度も連呼してくださるとはっ よしよし、これはえろく書けたって事かしら よしよし それならば成功ですっ
そうですね、シンなら気付くでしょうねぇ 気付いた後それを本人に確かめるのか、ラキから言ってくるまで待つのか・・・
そこらへんも妄想が滾りますね♡
カイトは何か感じ取ったら普通にアースに訊いてしまいそうです。アースは当たり前のように答えるのか、恍けるのか・・・
それも考えたら面白そうです♡
いつも読んで頂きありがとうございます!
何度も元気を頂いてます。本当にありがとうございます。
良いお年を!
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