【番外編】【another × another】10★ R18
「んあっ! あああ・・・っ! ああっ ぁ・・・、あ・・、んぁあ・・・っ!」
身体の奥で容赦無く突き上げてくるアースのそれを、すっかり緩んだ入り口がビクビクと震えて受け止める。
深くて激しい動きに付いて行けずアースの身体に揺さ振られて、頬を撫でていた手がカクンと胸に落ちた。
「あ、やぁ・・・、や、ば・・・っ ぁん、・・・っ! んんぅ・・・」
「前も後ろもぐちょぐちょだ・・・ 腕、解いて欲しいか」
「はぁ はぁ、 ぅん・・・、 背中、抱きたい・・・」
「いいぜ 素直になったご褒美だ しっかりしがみ付いて俺を欲しがりな」
ラキの反応に満足そうな笑みを浮かべて、スルスルとベルトを緩めて腕を解放してやる。
汗で湿ったその手首に口付けをして軽く甘噛みするとラキの腕がピクンと小さく震えた。
自由になった腕をアースの背中に回し、身体を引き寄せる。
自分から抱き付けるという行為がとても気持ち良く感じた。
背中にラキの体温を感じてアースがより一層強く腰を打ち付けるとぐちゅぐちゅと溢れる音がどんどん激しくなっていく。
溢れる声も濡れて、中もビクビクと痙攣して、限界が近い事を知らせていた。
「・・・・ ラキ」
「・・・・っ!」
揺さ振られながら突然名前を呼ばれて心臓がドキンと跳ねた。
「気持ちいいか」
「・・・っ ・・・ん、・・・ぃぃ」
「ん? 聞こえねぇ」
「・・・・・気持ち いい。 ・・・・ァ、アース ・・・っ もっと・・・」
「いい子だ」
「んあ あっ・・・」
全身で自分を求めてくるラキに、アースも素直に微笑んで、揺れる彼の身体を強く抱いた。
ラキが「もっと」と強請る度にアースの腰は激しさを増して攻め立てる。
溢れる喘ぎ声とベッドの軋む音が部屋に響いて、益々興奮が昂った。
強くしがみ付かれながら、アースはふたりが繋がるそこから自身がしっかりと根元まで出入りする様を見て確かめた。
「っあ、ぁあ・・・っ はぁ、あ、・・・っ、んぁああ・・・っ」
「・・・・・っ」
「あ、も、・・・無 理、・・・達くイクイクっ・・・!」
「こすってやっからイキまくれ 奥と手前、どっちが感じる?」
「・・・ふ ぁ、・・・どっち も」
「・・・・・・・贅沢」
「あ・・・! あっ あ・・・っ ひ、ぁ ああ・・・っ! ~~~・・・・・っ!!」
「・・・・くっ」
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「・・・・ん゛ん゛ ・・・・」
ラキが目を覚ますと、静まり返った広い部屋、ベッドの真ん中にひとりで寝ていた。
窓の外では木に集まった小鳥たちが楽しそうに朝を告げている。
自分の身体は紺色の寝巻を着ていて、いつもの服は目の前のソファに掛けてあった。
その向こうのテーブルには何も置かれてなく 綺麗に片付いている。
「・・・・・・・・」
ぼんやりと目線を自分の手元に移す。
何かを薄っすら思い出しそうで、でもすぐに消えて行った。
身体を起こそうとすると何となく重くて気だるい。
昨夜、俺何してたっけ・・・。
シンと喧嘩して、ムカついたから別に部屋を取って、酒飲んで・・・。
そのまま寝ちまったの・・・か?
頭が痛い。 二日酔いってやつだな。
ボーっとする頭を覚まそうとゆっくりと立ち上がり洗面所に向かう。
掻き上げた髪から微かに煙草の匂いがした気がした。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「・・・・・やっと見つけた」
宿中を歩き回ってシンが泊まっている部屋の前にようやく辿り着いたラキがそう呟いてドアノブに手を掛ける。
ガチャリと音を立てて中に入ると目の前にシンが居て驚いた。
「うおっ! 何してんだてめぇ」
ドアを開けてすぐの床にシンが土下座をしてラキを迎えていた。
入ってきた勢いのままシンを踏みそうになって体勢を崩してしまう。
その身体をふわりと受け止めてシンが抱き締めてきた。
「ラキィィィィーッ!! おかえりなさい!そしてごめんなさい! 私が悪かったです。反省してます。 貴方が居ない夜は長くてとても寂しかった。 帰ってきてくれて良かった。ありがとうございます。」
「苦・・・しい! 分かった、から。 俺も、出てって悪かった よ」
シンの腕の中でバタバタと暴れて立ち上がろうと身体を捻る。
泣き出しそうな切ない顔で抱き締めてくるシンを見ていると何だか胸が熱くなった。
「ラキ・・・ あぁ ラキ・・・ 会いたかった 一晩会わないだけでこんなにも苦しいなんて・・・ 長い焦らしプレイだったと思うと何だか私、朝から興奮してきました。」
「・・・・・・・・・。 変態」
「はい♡」
「さっさと宿出るぞ」
「もう少しこうしていたいのですが」
「んじゃ俺先に行くわ」
相変わらずのシンの言動を軽くあしらって出口へと向かう。
その彼の後ろ姿を愛おしそうに見詰めながらシンが歩く。
「・・・・・・夢、だったんかな ・・・」
「はい?」
「何でもねぇ・・・」
◆ほんで追記で独り言
と、拍手お返事♪
身体の奥で容赦無く突き上げてくるアースのそれを、すっかり緩んだ入り口がビクビクと震えて受け止める。
深くて激しい動きに付いて行けずアースの身体に揺さ振られて、頬を撫でていた手がカクンと胸に落ちた。
「あ、やぁ・・・、や、ば・・・っ ぁん、・・・っ! んんぅ・・・」
「前も後ろもぐちょぐちょだ・・・ 腕、解いて欲しいか」
「はぁ はぁ、 ぅん・・・、 背中、抱きたい・・・」
「いいぜ 素直になったご褒美だ しっかりしがみ付いて俺を欲しがりな」
ラキの反応に満足そうな笑みを浮かべて、スルスルとベルトを緩めて腕を解放してやる。
汗で湿ったその手首に口付けをして軽く甘噛みするとラキの腕がピクンと小さく震えた。
自由になった腕をアースの背中に回し、身体を引き寄せる。
自分から抱き付けるという行為がとても気持ち良く感じた。
背中にラキの体温を感じてアースがより一層強く腰を打ち付けるとぐちゅぐちゅと溢れる音がどんどん激しくなっていく。
溢れる声も濡れて、中もビクビクと痙攣して、限界が近い事を知らせていた。
「・・・・ ラキ」
「・・・・っ!」
揺さ振られながら突然名前を呼ばれて心臓がドキンと跳ねた。
「気持ちいいか」
「・・・っ ・・・ん、・・・ぃぃ」
「ん? 聞こえねぇ」
「・・・・・気持ち いい。 ・・・・ァ、アース ・・・っ もっと・・・」
「いい子だ」
「んあ あっ・・・」
全身で自分を求めてくるラキに、アースも素直に微笑んで、揺れる彼の身体を強く抱いた。
ラキが「もっと」と強請る度にアースの腰は激しさを増して攻め立てる。
溢れる喘ぎ声とベッドの軋む音が部屋に響いて、益々興奮が昂った。
強くしがみ付かれながら、アースはふたりが繋がるそこから自身がしっかりと根元まで出入りする様を見て確かめた。
「っあ、ぁあ・・・っ はぁ、あ、・・・っ、んぁああ・・・っ」
「・・・・・っ」
「あ、も、・・・無 理、・・・達くイクイクっ・・・!」
「こすってやっからイキまくれ 奥と手前、どっちが感じる?」
「・・・ふ ぁ、・・・どっち も」
「・・・・・・・贅沢」
「あ・・・! あっ あ・・・っ ひ、ぁ ああ・・・っ! ~~~・・・・・っ!!」
「・・・・くっ」
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「・・・・ん゛ん゛ ・・・・」
ラキが目を覚ますと、静まり返った広い部屋、ベッドの真ん中にひとりで寝ていた。
窓の外では木に集まった小鳥たちが楽しそうに朝を告げている。
自分の身体は紺色の寝巻を着ていて、いつもの服は目の前のソファに掛けてあった。
その向こうのテーブルには何も置かれてなく 綺麗に片付いている。
「・・・・・・・・」
ぼんやりと目線を自分の手元に移す。
何かを薄っすら思い出しそうで、でもすぐに消えて行った。
身体を起こそうとすると何となく重くて気だるい。
昨夜、俺何してたっけ・・・。
シンと喧嘩して、ムカついたから別に部屋を取って、酒飲んで・・・。
そのまま寝ちまったの・・・か?
頭が痛い。 二日酔いってやつだな。
ボーっとする頭を覚まそうとゆっくりと立ち上がり洗面所に向かう。
掻き上げた髪から微かに煙草の匂いがした気がした。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「・・・・・やっと見つけた」
宿中を歩き回ってシンが泊まっている部屋の前にようやく辿り着いたラキがそう呟いてドアノブに手を掛ける。
ガチャリと音を立てて中に入ると目の前にシンが居て驚いた。
「うおっ! 何してんだてめぇ」
ドアを開けてすぐの床にシンが土下座をしてラキを迎えていた。
入ってきた勢いのままシンを踏みそうになって体勢を崩してしまう。
その身体をふわりと受け止めてシンが抱き締めてきた。
「ラキィィィィーッ!! おかえりなさい!そしてごめんなさい! 私が悪かったです。反省してます。 貴方が居ない夜は長くてとても寂しかった。 帰ってきてくれて良かった。ありがとうございます。」
「苦・・・しい! 分かった、から。 俺も、出てって悪かった よ」
シンの腕の中でバタバタと暴れて立ち上がろうと身体を捻る。
泣き出しそうな切ない顔で抱き締めてくるシンを見ていると何だか胸が熱くなった。
「ラキ・・・ あぁ ラキ・・・ 会いたかった 一晩会わないだけでこんなにも苦しいなんて・・・ 長い焦らしプレイだったと思うと何だか私、朝から興奮してきました。」
「・・・・・・・・・。 変態」
「はい♡」
「さっさと宿出るぞ」
「もう少しこうしていたいのですが」
「んじゃ俺先に行くわ」
相変わらずのシンの言動を軽くあしらって出口へと向かう。
その彼の後ろ姿を愛おしそうに見詰めながらシンが歩く。
「・・・・・・夢、だったんかな ・・・」
「はい?」
「何でもねぇ・・・」
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御訪問ありがとうございます。
コメントなど頂けるととても嬉しいです。
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続きが気になるぜ。早く書けや。と思って頂けたらぽちっとしてやって下さい。
元気が出ます。
お話の続きと生きるのを頑張ります。
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◆ほんで追記で独り言
と、拍手お返事♪
夏休み早よ終われ~。
秋来い~。
暑くて堪らんね。
お話はほとんど書けてたのに載せる余裕が無いという悲しい現実と戦っておりました。
もうね、徹夜どころか夜更かしも難しいこの体力の無さ。
ほんでもっていつも通り見切り発車の我がお話。
大体今回で終わりですー。
まだ続くけどもね。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
次回の『それから・・・』はこれから描きます。
◆拍手お返事!
K様
いつもありがとうございます♪
お返事遅くなってごめんなさい><
エロすぎましたねーw
アースもエロいけどラキも負けずにエロくなって頂きましたw
楽しかったすかー?^^ うへへへw
今回は紳士もカイトも脇役です。
次の番外編で活躍できたらいいすねぇw
今回もお付き合い頂きましてありがとうございましたー!!
秋来い~。
暑くて堪らんね。
お話はほとんど書けてたのに載せる余裕が無いという悲しい現実と戦っておりました。
もうね、徹夜どころか夜更かしも難しいこの体力の無さ。
ほんでもっていつも通り見切り発車の我がお話。
大体今回で終わりですー。
まだ続くけどもね。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
次回の『それから・・・』はこれから描きます。
◆拍手お返事!
K様
いつもありがとうございます♪
お返事遅くなってごめんなさい><
エロすぎましたねーw
アースもエロいけどラキも負けずにエロくなって頂きましたw
楽しかったすかー?^^ うへへへw
今回は紳士もカイトも脇役です。
次の番外編で活躍できたらいいすねぇw
今回もお付き合い頂きましてありがとうございましたー!!