【Primaveraに降る雪】 49 その後 アース&カイト編 4 「★」 最終回
「何回出した・・・?」
「分か・・・な・・・、 もう、出ないよ・・・」
「出なくても達けるだろ」
「・・・・・でも、これ以上ヤッたら飛んじゃうって ・・・ぁ、まだ抜かないで」
「ふっ・・・、お前ってホント・・・」
「いつも俺、アースより先に寝ちゃうから、今日は最後まで起きていたい」
「もう気にしなくていい。 多分、今日ムカついた回数よりヤった・・・」
「・・・・・・そか」
「それに、最後お前の一番いい顔見ながら出すの、凄ぇ気持ちいいんだ・・・」
「―――・・・っ!!」
わざとカイトの耳に近付いて、低くゆっくり囁いてやる。
するとビクンと反応して掌で耳を覆いながら真っ赤になった。
何だ、まだ勃つじゃねぇか・・・。
「最後の意識飛ばす瞬間のお前、自分でどんな顔してるか知らねぇだろ ・・・男のくせにす」
「も、や・・・! 耳やだ、も、言ぅ・・・な、 あ・・・っ!」
「嫌なわりに腰動かして自分のいいとこに当ててくんのは何でだろうな、カイト」
「や・・・っ あん・・・っ 耳から 離れてよっ アース・・・っ」
「お・・・・、こら 何す・・・ 抜けるぞ」
「ん・・・ ・・・っ」
アースの顎と胸をぐーーーーっと押して力尽くで身体を離そうとする。
されるがまま身体を起こして、どうするのか待ってみると、起き上がったカイトから押し倒された。
・・・・下から見上げるカイトも またいいんだよな・・・。
「ハァ・・・、 これなら 耳、攻められないもんねっ♪」
「ふ~~~ん・・・ お前、胸も弱いの忘れてるだろ いい度胸だ そんなに達かされてぇのか ・・・あ~あ、さっき出したやつが零れてきてグチャグチャじゃねぇか」
「・・・・・・アースも」
「ん・・・・?」
「アースも、最後は俺のとこに戻ってきてね」
「・・・・ばーか 戻るも何も お前は俺のもんだろバカイト」
「ん・・・、んぁ・・・っ」
「・・・また軽く達ったし、・・・絶倫だよな」
「アースもね・・・」
「言うじゃねぇか・・・」
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「・・・・・あれ・・・?」
「よぉ」
目を覚ますと、澄んだ青い瞳を優しく細めてアースが覗き込んできた。
シーツに包まれて、胡坐をかくアースの膝に頭を乗せて、大好きな掌で髪を撫でられている。
煙草を口に咥えたまま「平気か?」と聞いてくる彼にコクリと返事をした。
「・・・俺、やっぱ飛んじゃったんだ・・・」
「10分くらいな。 気持ち良かったか」
「・・・ぅん」
「腹減った。そういや俺、今日精液しか腹に入れてねぇ」
「せ・・・っ ~~~・・・」
「さっき謝罪に来たジジイの使いの奴が 宿代と滞在費置いてったからたらふく食えるぞ」
「おっ!! 良かったね! 俺も腹減った」
「お前は服も買わねぇと ここの部屋着じゃ街の外出れねぇぞ」
「あ・・・」
「つか待て・・・ お前、弓はどうした」
「あ・・・、ああああ――――――っ!!!!! 忘れてきたっ!!!」
「マジすか・・・」
「うあーっ! あれ昔っから使ってて凄い気に入ってたのにぃっ!」
「向こうに置きっぱになってるな・・・」
「キッカは!? アース!キッカ呼んでよっ! また向こうに飛ばして貰おう! 取りに行かないとっ!」
「キッカは今監禁中だっつの・・・。落ち着け。そのうちまた行けるだろ。あいつらだって捨てるって事はねぇだろうし、何とかなるって」
「・・・・そっか、そうだよね 預かっておいてくれるよね ・・・・・・次があったら『こんビニ』とか行きたいな」
「何? コンビニ? ・・・そうだよ、コンビニ。次逢ったらコンビニの食い物全部喰うって思ってたんだ。思い出したら行きたくなってきたな。キッカ呼ぶか。」
「え・・・っ? 呼べるのか?」
「キッカだけの力じゃ無理だから長老の杖とジジイも呼んでもっかい魔法やらせよう」
「え・・・っ? んじゃ弓取りに行けるかなっ♪」
「お前も呼べ」
「「キッカァァァァ――――――――――――っ!!!!!」」
これは奇跡。
また、いつか逢えるかもしれない。もしかしたらもう二度と逢えないかもしれない。
でも確かにこの胸に残った忘れられない存在が、夢では無かったと教えてくれる。
約束ができないなら願えばいい。
生きて、想い続けて、探し続ければ、いつかきっと・・・――――――
「分か・・・な・・・、 もう、出ないよ・・・」
「出なくても達けるだろ」
「・・・・・でも、これ以上ヤッたら飛んじゃうって ・・・ぁ、まだ抜かないで」
「ふっ・・・、お前ってホント・・・」
「いつも俺、アースより先に寝ちゃうから、今日は最後まで起きていたい」
「もう気にしなくていい。 多分、今日ムカついた回数よりヤった・・・」
「・・・・・・そか」
「それに、最後お前の一番いい顔見ながら出すの、凄ぇ気持ちいいんだ・・・」
「―――・・・っ!!」
わざとカイトの耳に近付いて、低くゆっくり囁いてやる。
するとビクンと反応して掌で耳を覆いながら真っ赤になった。
何だ、まだ勃つじゃねぇか・・・。
「最後の意識飛ばす瞬間のお前、自分でどんな顔してるか知らねぇだろ ・・・男のくせにす」
「も、や・・・! 耳やだ、も、言ぅ・・・な、 あ・・・っ!」
「嫌なわりに腰動かして自分のいいとこに当ててくんのは何でだろうな、カイト」
「や・・・っ あん・・・っ 耳から 離れてよっ アース・・・っ」
「お・・・・、こら 何す・・・ 抜けるぞ」
「ん・・・ ・・・っ」
アースの顎と胸をぐーーーーっと押して力尽くで身体を離そうとする。
されるがまま身体を起こして、どうするのか待ってみると、起き上がったカイトから押し倒された。
・・・・下から見上げるカイトも またいいんだよな・・・。
「ハァ・・・、 これなら 耳、攻められないもんねっ♪」
「ふ~~~ん・・・ お前、胸も弱いの忘れてるだろ いい度胸だ そんなに達かされてぇのか ・・・あ~あ、さっき出したやつが零れてきてグチャグチャじゃねぇか」
「・・・・・・アースも」
「ん・・・・?」
「アースも、最後は俺のとこに戻ってきてね」
「・・・・ばーか 戻るも何も お前は俺のもんだろバカイト」
「ん・・・、んぁ・・・っ」
「・・・また軽く達ったし、・・・絶倫だよな」
「アースもね・・・」
「言うじゃねぇか・・・」
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「・・・・・あれ・・・?」
「よぉ」
目を覚ますと、澄んだ青い瞳を優しく細めてアースが覗き込んできた。
シーツに包まれて、胡坐をかくアースの膝に頭を乗せて、大好きな掌で髪を撫でられている。
煙草を口に咥えたまま「平気か?」と聞いてくる彼にコクリと返事をした。
「・・・俺、やっぱ飛んじゃったんだ・・・」
「10分くらいな。 気持ち良かったか」
「・・・ぅん」
「腹減った。そういや俺、今日精液しか腹に入れてねぇ」
「せ・・・っ ~~~・・・」
「さっき謝罪に来たジジイの使いの奴が 宿代と滞在費置いてったからたらふく食えるぞ」
「おっ!! 良かったね! 俺も腹減った」
「お前は服も買わねぇと ここの部屋着じゃ街の外出れねぇぞ」
「あ・・・」
「つか待て・・・ お前、弓はどうした」
「あ・・・、ああああ――――――っ!!!!! 忘れてきたっ!!!」
「マジすか・・・」
「うあーっ! あれ昔っから使ってて凄い気に入ってたのにぃっ!」
「向こうに置きっぱになってるな・・・」
「キッカは!? アース!キッカ呼んでよっ! また向こうに飛ばして貰おう! 取りに行かないとっ!」
「キッカは今監禁中だっつの・・・。落ち着け。そのうちまた行けるだろ。あいつらだって捨てるって事はねぇだろうし、何とかなるって」
「・・・・そっか、そうだよね 預かっておいてくれるよね ・・・・・・次があったら『こんビニ』とか行きたいな」
「何? コンビニ? ・・・そうだよ、コンビニ。次逢ったらコンビニの食い物全部喰うって思ってたんだ。思い出したら行きたくなってきたな。キッカ呼ぶか。」
「え・・・っ? 呼べるのか?」
「キッカだけの力じゃ無理だから長老の杖とジジイも呼んでもっかい魔法やらせよう」
「え・・・っ? んじゃ弓取りに行けるかなっ♪」
「お前も呼べ」
「「キッカァァァァ――――――――――――っ!!!!!」」
これは奇跡。
また、いつか逢えるかもしれない。もしかしたらもう二度と逢えないかもしれない。
でも確かにこの胸に残った忘れられない存在が、夢では無かったと教えてくれる。
約束ができないなら願えばいい。
生きて、想い続けて、探し続ければ、いつかきっと・・・――――――
【Primaveraに降る雪】 ~END~